国土交通省は6月5日、圏央道の久喜白岡JCT~境古河IC間の整備による効果を発表した。
主な効果として、これまで高速道路の空白エリアだった茨城県西地域に、初めての高速道路(圏央道 約20km)が3月開通し、茨城県と東北道が直結したとしている。
沿線の自動車産業などの輸送に時間短縮効果があり、埼玉県の桶川北本ICから茨城県の古河市内までの配送時間が約90分が約60分に短縮したという(日野自動車:茨城県古河市)。
また、抜け道に流入していた大型車が高速道路や新4号バイパスに転換するなどにより、生活道路の安全性向上の効果(生活道路の大型車交通量が半減)があったとしている。
6月7日、17時に神崎~大栄が開通することで、常磐道と東関東道が直結、圏央道全体の約8割が開通することになる。沿線に立地する物流施設などの利便性が高まり、企業活動を大きく支えることになる。
エム・ケー/圏央道「白岡菖蒲IC」周辺で大規模土地区画整理事業