三井倉庫ホールディングスは4月16日、三井倉庫インターナショナルがインドネシアのジャカルタ近郊で建設していた新たな物流施設が完成し、稼動したと発表した。
敷地面積約5万3700m2に延床面積約3万1500m2の平屋倉庫で、タンジュンプリオク港近郊の同社のチャクン倉庫と合わせ、インドネシアでの延床面積は4万4500m2となった。
三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫は、ジャカルタ東部工業団地群の中心にある、GIIC(グリーンランドインターナショナルインダストリアルセンター)工業団地内に位置している。
工業団地群の中心にある立地を生かし、自動車、家電、日用品などの工場向け原材料保管機能を、また、製品の市場向けディストリビューションセンター機能を提供する。
現地法人PT. MITSUI-SOKO INDONESIAでは、昨年10月に増築工事を実施したチャクン倉庫と今回完成したGIIC新倉庫を合わせて、拡大するインドネシアの物流需要に応え最適なサプライチェーンマネジメントシステムを構築するとしている。
■三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫の概要
名称:三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫
所在地:西ジャワ州ブカシ県
施設:延床面積計3万1510m2