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YKK AP/500km以上の輸送を鉄道に

2015年02月27日/SCM・経営

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YKK APは2月27日、国土交通省と鉄道貨物協会 エコレールマーク事務局が実施するエコレールマーク制度で、今年度新たに「エコレール認定企業」を取得したと発表した。

昨年9月には、500km以上の長距離輸送となる、九州事業所(熊本県八代市)や、四国事業所(香川県綾香郡宇田津町)などで生産された商品が保管される中国DC(広島県内の物流センター)から、首都圏に向けた物流をトラック輸送から鉄道貨物による輸送に切り替えた。

2016年度までに、国内の全拠点で出荷重量1トンあたりのエネルギー消費を2010年度対比で15%削減することを目標に、各拠点での省エネへの取り組みと並行して、窓やサッシなどの建材商品の輸送手段の多様化を積極的に推進している。

従来の輸送手段の大半はトラック輸送が占めているが、鉄道や船による輸送手段に徐々にシフトし、将来的には鉄道や船の輸送比率(非トラック輸送比率)を段階的に増加させる計画。この場合トラック輸送に比べ、二酸化炭素排出量を約6割削減することが見込めるとしている。

今後も積極的にモーダルシフトを推進し、環境負荷の低減に貢献するさまざまな活動に取り組んでいくという。

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