商船三井は12月4日、グループの船員配乗会社「Magsaysay MOL Marine, Inc」(MMM)が、フィリピン・マニラで、フィリピン人船員の永年勤続表彰式とフィリピン人船員・家族を対象とした船員家族会を開催したと発表した。
永年勤続表彰は、約20年という長期間にわたり同社船で勤務した船員を対象としており、今回の表彰式には、受賞者とその家族を含め265名が出席した。
本社から武藤光一社長と根本正昭専務が出席し、社長から、商船三井への長年の功労に対する謝辞に加え、安全運航に向けた各船員の取り組みの重要性をあらためて伝えた。
家族会は、マニラ市内の複合アミューズメント施設で開催され、船員とその家族の3500名以上が参加。武藤光一社長から、商船三井船員に対する家族の理解と支援に謝辞を述べるとともに、今後さらに需要が高まるフィリピン人船員の重要性を説明した。
商船三井は、今後もフィリピン各地やその他の主要船員出身国でこうした取り組みを行い、商船三井船員の多大な貢献に謝意を伝えながら、働きやすい環境の整備に努めていくとしている。