米国Amazonは12月1日、ロボット技術などを用いた第8世代のフルフィルメントセンターの新技術を公開した。
最新物流センターは、「第8世代」と呼ばれ、全米10か所で操業中だ。
これらの施設では、子会社のキバ・システムズが開発した“キバ・ロボット”合計1万5000体以上を配置。
キバ・ロボットは、商品の入った棚を従業員の元などに運んでくる。
新“視覚システム”を採用したことで、全体の商品トレーラーをを30分で受領し荷卸しすることが可能になった。従来は、何時間もかかっていた。
顧客の注文処理用に、最高級のグラフィック志向型コンピューターを導入した。
また、世界最大級のロボットアームを持つ「ロボ・ストウ」を装備したことにより、顧客の注文処理で、大量の商品を動かすことが可能となった。
この日は、1年でもっともネット商戦が盛り上がる「サイバーマンデー」。
物流需要が大きく盛り上がる日に、顧客への配達時間を短縮するための最新技術を公表した。
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