インフォテリアは、銀座メガネが関東地域に展開する全44店舗にiPadとコンテンツ管理(MCM)システムの「Handbook(ハンドブック)」を採用したと発表した。
銀座メガネでは、近年課題となっていた情報共有の不備によるスタッフ間の知識レベル・接客力のばらつきを解消し、スタッフの接客力の向上、業務効率の改善を図るため導入した。
Handbookを活用することで、店舗スタッフに対する新製品の情報や価格一覧表の更新情報等の製品に関する最新情報の一斉共有をリアルタイムで実現。
今後、接客力のさらなる改善を目的としたスタッフ教育の一環として、Handbookの「クイズ機能」を活用したeラーニング形式でのテストの実施を計画している。
商品部が取扱製品の情報を一元的に管理し、本社主導による定期的な商品研修会や、各店舗スタッフに向けた情報発信を積極的に実施している。
従来、同社では、商品部が入手した新製品情報を随時メールで配信しているほか、製品カタログも全店舗に配布し、スタッフが常にタイムリーな情報を入手できる支援体制を構築してきた。
しかし、発売される商品数の急増に伴う情報の肥大化・多様化の影響で、情報共有の不備によるスタッフ間の知識レベル・接客力のばらつきが顕著になっていた。
同社では、全スタッフの商品知識の標準化、接客力の向上を目的に、iPadとインフォテリアのコンテンツ管理システム「Handbook」の採用を決定し、情報共有体制を刷新したもの。
なお、「Handbook」は文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあらゆる電子ファイルをクラウドに保存し、タブレット端末で持ち運んで、指先でめくって表示できるようにするソフトウェア。
一般的なクラウド・ストレージ・サービスやタブレット向けのビューアー・アプリケーションと異なり、閲覧者ごとの配信設定や端末紛失時の情報の漏えいを防ぐための機能、あるいはネットワークに接続できない場所でもファイルを予めダウンロードしておけば表示できる機能など、タブレットをビジネスで活用する上で必要とされる機能が搭載されているのが特長。
■銀座メガネへの「Handbook」導入事例
http://handbook.jp/case/salesworker/ginza_megane