鴻池運輸は10月1日、長距離トラック輸送を複数で運転を分担する中継輸送の拠点として、静岡県島田市に「スイッチセンター」を開設する。
＜従来行程＞
＜中継輸送＞
通常、関東と関西間をトラック輸送する場合、1人のドライバーが1泊2日で全ての行程を担うため、拘束時間が長時間化するケースが一般的だった。
関東～関西間の中間地点である静岡県島田市に、中継輸送の拠点として「スイッチセンター」を開設することで、ドライバーはその日のうちに出発地に帰ることができるようになり、不規則な就業形態や長時間勤務を解消することができる。
これにより、女性や若者のドライバーが働きやすい労働環境を生み出すとしている。
今後は、関西～九州間、関東～東北間など、各地にスイッチセンターの開設を検討していく。
■スイッチセンター 概要
住所：静岡県島田市金谷河原
新東名高速道路 島田金谷ICより車で約15分（約5km）
敷地面積：約4600㎡
事務所：鉄骨造、2階建
設備：トレーラー保有台数：10台（※2015年4月にさらに10台増車予定）
洗車場、給油設備、スタンバイ電源（冷凍冷蔵庫の冷凍機運転用電源）
