経済産業省が8月29日に発表した7月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1527万kl、前年同月比11.1%減となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(517万kl、前年同月比1.1%増)、アラブ首長国連邦(405万kl、5.5%減)、カタール(172万kl、38.1%減)、ロシア(117万kl、44.3%増)、クウェート(96万kl、12.8%減)、となっている。
中東依存度は85.0%、前年同月に比べ1.2ポイント減と2か月連続して前年を下回った。
燃料油の在庫は999万kl、前年同月比8.9%減と11か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油は前年同月を下回った。