日本郵船が50%出資するノルウェーのクヌッツェン・エヌワイケイ・オフショア・タンカーズ社(KNOT)は、ジェイ・ローリッツエン社からシャトルタンカー3隻の購入を決定した。
KNOTが購入するシャトルタンカーは、4万5000重量トンの「Dan Eagle」(1999年竣工)と5万9000重量トンの「Dan Cisne」(2011年竣工)、「Dan Sabia」(2012年竣工)の3隻となる。
「Dan Eagle」は、現行用船者であるペトロブラス社と5年間の定期用船契約を締結した。
「Dan Cisne」と「Dan Sabia」の両船はペトロブラス社が100%出資するトランスペトロ社と竣工時から12年間の用船契約を締結済みで、KNOT船隊に参入後もペトロブラス社へのサービスを継続していくとしている。
日本郵船グループ傘下のシャトルタンカーはこの3隻と発注残含め計28隻となり、北海とブラジル沖海洋油田からの原油輸送を中心に海洋事業分野の業容を拡大している。
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