NTTデータは7月18日、東京駅横の東京ステーションコンファレンスで、メーカーの輸出管理担当者に向けてセミナーを開催した。
「輸出管理の最前線へ~なぜ今、ITが必要なのか?先進企業が語る~」をテーマに、約120名の参加者を集めた。
セミナーはNTTデータの安全保障貿易管理のためのソフトウェアパッケージ「STC Manager」を導入するなど、輸出管理の最前線でITを活用している先進企業3社による講演と質疑応答を行った。
神戸製鋼所の導入事例では、北川雅裕神鋼検査サービスQCサービス部長(前神戸製鋼所法務部コンプライアンス統括室貿易管理担当次長)が、組織体制から、リスト規制品・キャッチオール規制品の対応、輸出管理の課題、課題の解決方法などを解説。
2010年にSTC Managerの採用を決定し、1年半をかけてカスタマイズをかけてリリースした。北川氏は「輸出管理の一元化を実現したのは大きなこと」と採用の成果を語った。
その後、エレマテックの竹本尚生管理本部輸出管理室室長、ヤマハ発動機の漢人繁夫生産本部戦略統括部物流・安全貿易部安全保障貿易管理グループ安全保障貿易管理グループグループリーダーがそれぞれ導入事例を講演した。