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アスクル/第2世代のeコマース事業基盤、再構築に費用を集中

2014年07月09日/物流施設

アスクルが7月4日に発表した2014年5月期決算によると、経営成績で大幅な減益となったことについて、先行投資的な費用を集中投下したことを挙げている。

これは、従来からアスクルの競争力の源泉である物流センターを、BtoB事業で最適化された仕組みからBtoC事業にも柔軟に対応する第2世代のeコマースの事業基盤に再構築するためのもの。

LOHACOの売上の急拡大により、東西の基幹センターである「ASKUL Logi PARK 首都圏」、「大阪DMC」で一時的に低下していた物流生産性は直近では大きく改善し、アスクルの物流力に一層磨きがかかってきているとしている。

なお、アスクルは、今後対処すべき課題として4つのテーマをあげているが、その一つがプラットフォームの進化。

最新鋭設備を備えた物流センターの新設による物流効率のさらなる向上、アスクルグループのBizexの物流ノウハウを十分に活用して高い配送品質を提供する「コンシェルジュ・セールス・ドライバー」や循環型ごみゼロ配送「ECO-TURN配送」などによるサービスの差別化、ビッグデータの活用による、顧客・サプライヤー・アスクルの3者がメリットを享受できるマーケットプラットフォームを構築するとしている。

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