日本通運は7月2日、東京消防庁城東消防署からの要請で、東京中央ターミナルを建物破壊訓練に提供したと発表した。
1984年からペリカン便、アロー便のメインターミナルとして運用してきたが、事業移管などにより、2014年4月から「新東京物流センター(仮称)」への建替えに向けて、取り壊し作業を行っている。
城東消防署からの実際の施設を使用して、物流施設で火災が発生した際の実践的な救助訓練を行いたいとの要請を受け、提供したもの。
訓練は、6月23日、24日に行われ、大型物流センターで火災が発生し、建物内に取り残された人を救助するという想定で、エンジンカッターなど大型の機器を使用してシャッターや防火ドア、コンクリート壁を破壊する実践的な訓練を行った。