三井造船は6月2日、大分運搬機工場で、マレーシア・ウエストポート向けコンテナクレーン「ポーテーナ」2基を出荷し、1967年の初号機より数え、累計生産台数300台を達成したと発表した。
三井造船は、1961年にコンテナクレーンで世界最大シェアを誇る米国PACECO CORP.と技術提携を行い、1967年に神戸港摩耶埠頭に日本初の岸壁用コンテナクレーンを納入、その後1988年に米国PACECO CORPを買収し、以来コンテナ物流事業のグローバル展開を図っている。
1994年には累計100台、2005年に累計200台の出荷を達成した。
ターミナル内コンテナ荷役用門型クレーン「トランステーナ」は、1968年に日本初となる初号機を納入後、2014年4月に累計1150台の出荷を達成している。