横浜ゴムは6月、低燃費性能を重視した小型トラック・バス用リブタイヤ「BluEarth LT152R(ブルーアース・エルティーイチゴーニアール)」を新発売する。
発売サイズは195/85R16 114/112L、205/85R16 117/115L、205/75R16 113/111Lの全3サイズで、価格はオープンプライス。
「BluEarth LT152R」は、環境負荷の低減と輸送コスト削減を求める商用車ユーザーをターゲットに、転がり抵抗の低減による省燃費化を追求したモデル。
コンパウンド、トレッドパターン、プロファイル、構造など全面的に見直し、従来品「PROFORCE RY01(プロフォース・アールワイゼロイチ)」に比べ転がり抵抗を約14%低減した。
コンパウンドには小型トラック・バス用低燃費タイヤ専用の「低発熱キャップコンパウンド」を採用。トレッドパターンはリブ幅を広げて高剛性化を図り、耐摩耗性能、操縦安定性やウェット性能の確保と転がり抵抗の低減を実現した。
また、大型トラック用タイヤ「ZEN(ゼン)」の開発で培われた歪み低減プロファイル設計技術を応用し、ケーシングの耐久性を大幅に向上。低燃費性能を高めながら商用車用タイヤに求められる基本性能を確保した。
今後は、今年2月に発売した耐摩耗性能重視型リブタイヤ「LT151R(エルティーイチゴーイチアール)」と合わせて多様なユーザーニーズに応えていくとしている。
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