帝国データバンクが5月19日に発表した「2014年度の業績見通しに関する企業の意識調査」によると、企業の3割が「増収増益」を見込むとなった。
消費税増税による反動減は短期間で収束、今秋には解消するとし、特に、駆け込み需要の大きかった「卸売」や「小売」「運輸・倉庫」では、6割超が3か月以内に終了すると予想している。
2014年度の業績見通しでは、「増収増益(見込み含む)」企業を業界別にみると、2013年度から増加した「金融」が最多となったほか、「サービス」や「製造」が全体を上回った。
「増収増益(見込み含む)」と回答した企業は、「分からない/不回答」を除いた1万134社中3095社、構成比30.5%となり、2013 年度実績(見込み含む)から 5.4ポイント減少した。
他方、「減収減益(見込み含む)」は前年度から 1.1ポイント増加した。また、「前年度並み(見込み含む)」は 8.6ポイント増加した。