日本通運が5月8日に発表した2014年3月期決算によると、売上高1兆7524億6800万円(前年同期比8.6%増)、営業利益408億6500万円(23.1%増)、経常利益501億5600万円(20.9%増)、当期利益263億4500万円(10.5%増)となった。
複合事業(運送、国内会社)は、倉庫と配送センター業務が堅調に推移し、自動車輸送の取扱いが増加したため、売上高は7217億円(3.2%増)となり、営業利益は151億円(114.1%増)となった。
警備輸送(運送、国内会社)は、輸送業務の取扱い減少とサービス単価の下落等により、売上高は546億円(7.1%減)となり、営業利益は11億円(34.3%減)。
重量品建設(運送、国内会社)は、プラント工事等の国内工事の減少により、売上高は366億円(1.4%減)となり、営業利益は19億円(34.8%減)。
航空(運送、国内会社)は、 国内貨物が堅調に推移したが、国際貨物の輸送需要が減少したため、売上高は1817億円と(0.2%減)となった。営業利益は利用費の削減等により56億円(40.9%増)。
海運(運送、国内会社)は、設備輸出等の取扱いが堅調に推移したことにより、売上高は1317億円(6.0%増)となり、営業利益は51億円(9.5%増)となった。
米州(運送、海外会社)は、株式取得したAGS社の貢献、及び海運貨物、倉庫の取扱いが好調に推移したこと等により、売上高は690億円(27.8%増)となり、営業利益は28億円(36.0%増)となった。
欧州(運送、海外会社)は、株式取得したフランコ・ヴァーゴ社の貢献、為替の影響等により、売上高は727億円(64.6%増)となったが、営業利益は7億円(53.4%減)。
東アジア(運送、海外会社)は、株式取得したAPCアジア・パシフィック・カーゴ社の貢献、為替の影響等により、売上高は921億円(33.9%増)となったが、営業利益は12億円(7.2%減)。
来期は、売上高1兆8700億円(6.7%増)、営業利益450億円(10.1%増)、経常利益530億円(5.7%増)、当期利益300億円(13.9%増)を見込んでいる。
センコン物流 決算/3月期の売上高8.0%増、営業利益24.1%減