日本通運は4月17日、東京都江東区新砂に同社最大級の物流施設「新東京物流センター」（仮称）を建設すると発表した。
＜完成予想図＞
地上5階建て、延床面積約15万㎡の規模で、2016年4月竣工の計画。
建設地は、東京都心から約10km、首都高速湾岸線新木場ICまで約2kmの距離で、関東一円へのアクセスが容易なほか、主要高速道路、東京港、成田空港、羽田空港にも直結している。
1984年からペリカン便、アロー便のメインターミナルとして運用してきたが、輸入貨物などの増加に伴い高付加価値の物流施設へのニーズが見込まれることなどから、多機能型物流施設を建設することにしたもの。
同社は、千葉県市川市に1月竣工したBILT-2をはじめ、神奈川県横浜市から千葉県木更津市に至る東京湾岸エリアに約150万㎡の物流施設を保有し、国内物流から国際物流、調達物流から販売物流まで幅広く物流業務を行っている。
日通が東京湾岸エリアに保有する物流拠点は東京都77棟、神奈川県42棟、千葉県61棟の計180棟。
■「新東京物流センター」（仮称）の概要
所在地：東京都江東区新砂2－4
敷地面積：5万9507㎡
延床面積：14万9314㎡
構造等：免震構造、自家発電装置・災害用備蓄倉庫設置
