三菱自動車は3月5日、首都高速道路のパーキングエリアに急速充電器設置を増やし実証調査範囲を拡大すると発表した。
増設により、東名高速道路・中央自動車道など、都市間高速道路と接続している路線のパーキングエリア4か所(川口、志村、代々木、用賀)に急速充電器が設置されることになり、幅広いデータが収集できる他、EV/PHEVユーザーの利便性がより向上するとしている。
急速充電器の使用では、充電網整備推進機構が発行する「チャデモチャージカード」(個人:1050円/月 法人:3150円/月)を使用するか、1分あたり40円(税込)の都度料金を支払うかの二つの料金体系を用意。この調査を通じて急速充電器の運用費用を回収するスキームについても検証を行う。
実証調査は、首都高速道路、充電網整備推進機構と共同で、昨年4月から開始しており、現在は首都高速道路内4か所のパーキングエリア(平和島(上り)、八潮、市川、大黒)で調査を行っている。