日野自動車は1月28日、大型トラック「日野プロフィア」を改良し、4月1日から発売すると発表した。
<日野プロフィア QPG-FR1EXEG(トランテックス製ボデー架装例。オプション装着車)>
燃費向上を図るとともに、安全装備の機能を充実。多くの車型でエコカー減税の減税率が大きくなり、また、ドライバーの安全運転への支援機能をより高めた。
改良は、エンジン制御の改良や、新たに採用した惰性走行機能「E-COAST(イーコースト)」、またハイルーフ車専用スポイラー(オプション)などにより燃費を向上させた。
これにより「日野プロフィア」は一部の車型を除き、「2015年度燃費基準値+5%達成車」となり、既に達成している「2009年排出ガス規制NOx及びPM10%以上低減」とあわせて、現行のエコカー減税で新車購入時の自動車取得税と重量税が75%減税となる。
機能を充実させた安全装備は、「先行車に対する追突回避を支援する機能を追加(PCS)」、「自車の走行車線からはみ出すと警報する車線逸脱警報装置」、「ドライバーの閉眼や顔の向きを検知して警報するドライバーモニター」、「トレーラーの積荷の偏りによるトラクターの傾きを計測する左右バランスモニター」、そして「Pro Shift12のオートシフトダウン機能向上」の5点。
「PCS」、「車線逸脱警報装置」、「ドライバーモニター」は日野プロフィアと日野プロフィア トラクター全車に、「左右バランスモニター」は日野プロフィア トラクターの海上コンテナ用車型に、「オートシフトダウン」はPro Shift12搭載車に、それぞれ標準装備とした。
年間販売目標台数は初年度9000台(プロフィアシリーズ全体)。
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