三井造船は1月9日、神戸港六甲アイランドコンテナ第6・7号岸壁向けコンテナクレーン3基と東京港大井埠頭第3号バース向けコンテナクレーン3基の合計6基を連続で受注したと発表した。
神戸港から受注したコンテナクレーンは、コンテナ船の大型化に対応した設計で、22列大型コンテナ船に対応。
荷役効率を向上させるツインリフトスプレッダを搭載しており、超大型地震(レベル2地震動)に耐える免震装置を備えている。
東京港から受注したコンテナクレーンも、コンテナ船の大型化に対応できるよう設計。
主な特長として、21列大型コンテナ船に対応し、荷役効率を向上させるツインリフトスプレッダを搭載しており、近隣にある羽田空港の高さ制限に適合するための中折れ機構を備えている。
■神戸港六甲アイランドコンテナ第6・7号岸壁向けコンテナクレーン3基諸元
定格荷重:コンテナ:50t(20ftツインリフトスプレッダ)、重量物:90t
全揚程:62m(海側レール面上44m、レール面下18m)
アウトリーチ:63.1m
レールスパン:30.5m
バックリーチ:15m
東京港大井埠頭第3バース向けコンテナクレーン3基諸元
定格荷重:コンテナ:61t(20ftツインリフトスプレッダ)、重量物:70t
全揚程:66.1m(海側レール面上48.6m、レール面下17.5m)
アウトリーチ:58m
レールスパン:30m
バックリーチ:15m
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