シーネットは12月11日、ASEAN地区を中心にソフトウェア開発やサポートを行うe-Synergy(Thailand)との業務提携を発表した。
タイをはじめ、インドネシアやフィリピン、ベトナム周辺の物流拠点での日系企業のシステム導入サポートを強化する。
業務提携により、シーネットの「ci.Himalayas/asia」の販売を強化していくと共に、イー・シナジーの生産管理システムや流通店舗システムとの連携販売も視野に入れ、ASEAN地域での物流システムシェア拡大を目指す。
これまでシーネットが販売する海外物流拠点向けの在庫管理システム「ci.Himalayas/asia」は中国を中心にアジア地域に導入が進んでおり、システム開発やカスタマイズ、サポートは関連会社である希耐特(北京)信息系統(中国北京市)が行っていた。
しかし、導入拠点の増加や導入地域の広がりを受け、現地サポート体制の整備と強化が課題となっていた。
そこで、ASEAN地区でシステム開発・サポート対応に実績のあるイー・シナジーと業務提携し、共同でシステムカスタマイズや導入サポート、運用サポートを行う事により、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム周辺拠点でのサポートの強化とスピード化、また、現地言語対応によるコミュニケーションの強化を図っていける、としている。
■イー・シナジー概要
名称:e-Synergy(Thailand) Co.,Ltd.
本社所在地:889 Thai CC Tower the 14th Floor, Unit 144-7 South Sathorn Road, Yannawa, Sathorn, Bangkok
設立年月日:2005年3月
資本金:10 Million baht
事業内容:ソフトウェアの企画・設計・作成・保守・販売
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