DICは11月26日、食品用天然系青色素「リナブルー」の抽出工場を米国に新設すると発表した。
投資金額は約10億円で、新設備はスピルリナの生産拠点のひとつである米国子会社アースライズ社(Earthrise Nutritionals, LLC)に建設する。
今回の設備投資は、昨今の健康・安全志向の高まりを背景とした食品用天然系青色素の旺盛な需要に加え、2013年9月に米国食品医薬品局(FDA)がスピルリナ青色素を食品用天然系青色素として初めて使用を認可したことなどから、世界的に合成着色料から天然系色素への切り替えの動きが加速していることに対応するもの。
新プラントは2014年5月より着工し、1年後をめどに本稼働を予定している。
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