三井商船ロジスティクスは10月11日、タイ・アマタナコン工業団地周辺の状況は前日と比べ、改善したと現地法人からの報告を伝えている。
道路事情も改善しており、10月8日から閉鎖されていたPhase 9入口に続くRoute 3127、並びにPhase 6cの交差点周辺約700メートルにわたる道路は、10日15時頃の情報では全て使用が再開されたという。
三井商船ロジスティクスの取り扱い関連では、10日、アマタナコン工業団地で最も浸水が激しい地域に工場を持たれる顧客の貨物を一時レムチャバン倉庫へ緊急避難したが、トラックを予定より早く現場に到着させることができ、想定していたよりもスムーズに移行することができたとしている。
タイ気象庁によると、今後1週間ほどはタイ東部(チョンブリ県とアマタナコン県を含む)で40%~60%の確率で大雨が降ると予測されており、引き続き大雨への警戒は必要としている。