住友ゴム工業は10月4日、中南米で同社グループ初となるブラジルでのタイヤ工場を開所したと発表した。
<開所したブラジル工場>
投資額は353億円で、日産1万5000本(2015年末)の生産能力を有している。
中南米地域では、自動車産業が急速に拡大しており、自動車タイヤの需要も増加している。
ブラジル工場の稼動により同地域での供給体制を強化し、タイヤ事業の一層の拡大に取り組んでいくとしている。
■ブラジル工場の概要
会社名:Sumitomo Rubber do Brasil Ltda.
所在地:パラナ州ファゼンダ・リオ・グランデ市
設立:2011年7月
事業内容:自動車用ラジアルタイヤの製造・販売
資本金:6億レアル(約282億円)
資本構成:住友ゴム工業100%
生産開始:10月
敷地面積:約50万㎡