医薬品卸のバイタルネットは10月2日、宮城県黒川郡大和町に「新宮城物流センター」を着工した。
<新宮城物流センター外観南西>
<新宮城物流センター外観南東>
宮城県黒川郡大和町のベルサンピアみやぎ泉敷地内の多目的グランドに、敷地面積1万3075坪、延床面積9131坪、鉄骨造り2階、一部3階の物流施設を建設する。
投資金額は65億8000万円で、2014年10月稼働の計画。
老朽化した名取物流センターに替わって建設するもので、倉庫面積を2倍以上拡大し、処理能力は出荷金額240億円、在庫金額60億円で、いずれも名取物流センターの倍の規模を見込んでいる。
効率化・高品質化・全体最適を図るため、ピッキングカート、デジタル仕分け、重量検品を行うとともに、可変式冷蔵庫、入荷用ドッグシェルターを採用する。
災害対策として、自動倉庫設備(自動パレット、自動ケース)を排除し、機械に依存せず、マンパワーでリスク分散と波動吸収を図る。
入出荷バースの複層化(2階にトラック発着場を設置)、セキュリティのために監視カメラ設置、耐震・免震構造、発電機装備などを図っている。
■概要
名称:新宮城物流センター(仮称)
場所:宮城県黒川郡大和町小野字前沢31-1ベルサンピアみやぎ泉敷地内多目的グランド
敷地面積:1万3075坪(ベルサンピア全体は4万7803坪)
建坪:4607坪
延床面積:9131坪、倉庫7852坪(2階建)、事務所1280坪(3階建)