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SAP/需給業務計画の策定・調整の支援ツール、クラウドで提供

2013年08月06日/SCM・経営

PR記事

SAPジャパンは8月6日、企業のサプライチェーン全体の膨大なデータを統合・分析し、需給業務計画の策定・調整を支援する新製品「SAP Sales and Operations Planning powered by SAP HANA」をクラウドで提供開始した。

<システムイメージ>
20130806sap11 - SAP/需給業務計画の策定・調整の支援ツール、クラウドで提供
需要・供給計画プロセスにかかわる企業の複数部門でのデータをリアルタイムに高精度に統合・分析・可視化し、企業の需給業務計画の策定・調整・実行における迅速な意思決定を支援する。

従来のS&OPツールとの大きな違いは、コミュニケーションツール(ソーシャルコラボレーション)を搭載している点で、部門間の情報を数字だけでなく、関係者の意見、重視するポイントなどを交えたマルチな情報共有を実現する。

SAPアプリケーションのデータ、Excelや他システムのデータを集約、一元管理することが可能で、ユーザーインターフェースでは、プラニング画面(Excel)、分析レポート(Web UI)、ソーシャルコラボレーション(Web UIとMobile)、管理画面(Web UI)で、各部門で操作できる。

<画面>
20130806sap2 - SAP/需給業務計画の策定・調整の支援ツール、クラウドで提供

複数部門のデータをリアルタイムで集約し、高速、高精度に分析することができ、いつでも、実データにもとづいた需給業務計画の策定・調整が行える。

シナリオ分析機能を使うことによって、複数のシナリオ計画やシミュレーションをリアルタイムで実行することが可能なため、シナリオごとに比較検討し、より高収益の見込める、実現可能性の高い計画を迅速に選択し、企業全体で共有し、実行に移すことが可能となっている。

多くの企業では、各部門がそれぞれ独自に製品価格や売上予測、需要、在庫・製造コストなどのデータを保有し、各部門が扱うデータ量も急増しており、そうした膨大なデータを一元的に管理し、限られた時間内に、一貫した需給業務計画を迅速かつ高精度に策定・調整が急務の課題となっている。

同社では、特にアジアで生産拠点、販売先のグローバル化が急速に進んでおり、サプライチェーンに関わる事業分野では統合・分析・可視化の一元化と、関係部門調整ニーズは高いものとみている。

価格レンジは安価に設定し、年内は少数企業に提供を開始し、優れた事例の出現により、来年からは年数十件の利用を計画している。

問合せ
SAPジャパン
TEL:0120-786-727
http://www.sap.com/japan/contactsap

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