大阪ガスと九州電力は5月16日、商船三井とオーストラリアからのLNG輸送について、長期輸送契約を締結することで合意した。
LNG輸送量は、大阪ガスが80万トン/年、九州電力が30万トン/年で、2社合計でLNG船1隻分の輸送能力に相当することから、共同輸送を行い、個別に輸送船を手配する場合に比べ効率的で経済的なLNG輸送が実現する。
商船三井が使用する新造LNG船は、低燃費型LNG船で、従来船比20%以上の燃費低減を実現する新型蒸気タービン機関の採用している。
契約期間は、2020年から12年間、オーストラリアイクシスLNG液化基地から荷主受入基地まで。