JX日鉱日石エネルギーは4月19日、燃料電池自動車(以下:FCV)への水素供給拠点「海老名中央水素ステーション」をENEOSサービスステーションDr.Drive海老名中央店(運営店:JOMOネット)内にオープンした。
水素を専用のトレーラーで輸送し、ステーションで蓄圧器(ボンベ)に貯蔵するオフサイト方式を採用。
ガソリンのサプライチェーンと同様に、製油所などで大量・効率的に製造した水素を輸送する供給体制を想定したものであり、FCVの本格普及期における水素の大量供給に適している。
ステーションの水素供給設備は、「ダウンサイジング・省スペース化」「ローコスト化」を目指して新たに開発したパッケージ型設備であり、今後の水素ステーションの建設コストの低減につながることが期待されるとしている。
■海老名中央水素ステーション概要
所在地:神奈川県海老名市中新田398-1
ENEOSサービスステーション Dr.Drive海老名中央店内
水素の製造・輸送方法:オフサイト方式(圧縮水素を水素トレーラー等で輸送)
水素供給設備:
パッケージ型設備:タツノ製
圧縮機:直接充填対応型 神戸製鋼所製
蓄圧器:カーボンファイバー複合容器 サムテック 製
冷凍機:前川製作所製
供給能力:300Nm3/h
充填圧力:70 MPa
充填時間:約3分間
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