プロロジスは4月17日、大阪市住之江区南港でマルチテナント型施設「プロロジスパーク大阪5」の開発に着手すると発表した。
新拠点は、約4万500㎡の敷地に地上4階建て、延床面積約9万4800㎡の施設を9月に着工し、2014年末に竣工する予定。
大阪湾岸地域の物流拠点として最適な南港の中心部に立地する計画。大阪中心部へは阪神高速道路で約15分、一般道でも約30分と都心部へのアクセスに優れており、関西、西日本への配送をカバーする拠点としても利用できる。
大阪湾岸部に位置することから、国際海上コンテナのオペレーションにも適している。
施設は、大型車が直接乗り入れ可能なランプウェイを2基設置すると同時に、各階に40フィートコンテナトレーラーの接車が可能なトラックバースを備えることで、倉庫内で効率的なオペレーションを実現できる車両動線を確保している。
ワンフロア賃貸面積は最小5460㎡から最大1万8800㎡までと、柔軟な対応ができる施設設計としている。また、常時有人警備を実施し、24時間365日の操業が可能だ。
プロロジスがグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環としてCASBEE Aランク認証の取得を予定し、将来的には太陽光パネルを施設屋根面に設置することを検討している。
■プロロジスパーク大阪5計画概要
名称:プロロジスパーク大阪5
所在地:大阪市住之江区南港
敷地面積:約4万500㎡
計画延床面積:約9万4600㎡
構造:地上4階建
プロロジス/茨城県の古河プロジェクトBTS型「古河5」が竣工