タカラトミーは3月31日、物流子会社のタカラトミーロジスティクスとタカラトミーマーケティングを合併する。
同社の業績悪化に伴う再生計画の一環で、売り場に即した販売促進活動の徹底を図るとして、昨年10月に設立したタカラトミーマーケティングが商流・物流を一元管理する。
国内物流機能を担っていたタカラトミーロジスティクスとの統合により、流通対応・関係の強化とリテールマーケティング強化、国内物流効率化、コスト削減を実現する。
タカラトミーマーケティングの社長は奥秋四良氏が引き続き携わり、タカラトミーロジスティクスの松田義康社長は顧問に退く。
タカラトミーマーケティングは、在庫管理を含む本社の営業機能を同社に移管・一元化したことで、単体での粗利率が当初の想定を上回っており、今回の統合により、一貫した効率的販売・物流体制が構築できるものとしている。
なお、両社など子会社4社で実施した希望退職者の募集には138名が応募した。