川崎汽船は2月7日、インド現地法人“K”LINE (INDIA) PRIVATEが、インド・デリー市近郊の工場から配送センターまでの2輪車3段積シャーシによる近距離シャトルサービスを開始したと発表した。
<二輪車3段積シャーシ国内輸送の様子>
二輪車3段積シャーシは、インドネシア現地法人で現地メーカーと共同開発し、2010年12月よりサービスを始めたもの。
当初、ジャカルタ市内の工場から配送センターまでの近距離シャトルサービスから始め、長距離輸送への参画を果たし、現在8台を運行中。
シャーシは一台あたり約100台の二輪車を積載可能で、従来の2段積シャーシに比べて3割以上積載率があがり、輸送効率の向上を果たすと共に、交通渋滞が激しい新興国でのCO2削減により環境改善にも貢献する輸送手段となっている。
NX南アジア・オセアニア/インドで開催の電子機器展示会に出展