商船三井は1月8日、神戸商船三井ビルの耐震補強工事を終了したと発表した。
<補強工事を終えた神戸商船三井ビル>
「神戸商船三井ビル」は1922年4月、三井商船の前身である「大阪商船」の神戸支店として、日本を代表する建築家 渡辺節氏により設計されたルネッサンス式の石積みの建造物。
戦災・震災を経て90年にわたり、港町神戸のランドマークとして広く認識されており、現在は1-2階の大丸神戸店をはじめ、他約60のテナントが入居している。
本工事では、建物の美観が損なわれないよう補強骨組みに工夫を施した。約1年にわたる困難な工事となったが、強い地震にも耐えられる強度を確保しつつ従来と変わらぬ重厚な外観を保持している。
NXHD/5月の国際海上輸送取扱実績、グローバル合計30.1%増