経済産業省は11月20日、インドと「デリー・ムンバイ産業大動脈構想」(DMIC)の日本側の45億ドルの事業候補リストに合意したと発表した。
DMICとは、デリーとムンバイの間に、貨物専用鉄道(円借款4500億円)を敷設し、その周辺に、工業団地、物流基地、発電所、道路、港湾、住居、商業施設などのインフラを民間投資主体で整備を行う、日印協力の地域開発構想。
今回、経済産業省とインド商工省は、DMICにおける90億ドルファシリティのうち、日本側の45億ドル事業候補リストに正式に合意したもの。
リストには、NECによるITを利用した物流可視化管理事業をはじめ、双日と日新による自動車完成車の鉄道輸送事業などの物流関連事業も含まれている。
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