商船三井は11月19日、フィリピンNavatos市Tanza地区に建設していたデイ・ケア・センター(就学前児童への教育、支援が必要な人々を対象とした健康診断や食事提供などを実施する多目的施設)が完工し、開所した。
<デイケアセンター全景>
商船三井の寄付により建設され、建設作業にはフィリピン人船員、その家族とMagsaysay MOL Marine(MMM)陸上スタッフもボランティアとして参加した。
このデイ・ケア・センターにて教育を受ける2歳から6歳までの児童50名には「MOL」のロゴが入ったリュックと文房具が配られ、家族や関係者が見守る中、最初の授業が開かれた。
11月17日には、MMMが提携する船員医療機関等からボランティア参加した20名の医師による無料健康診断、ビタミン剤の配布などが行われ、児童を中心として約300人が受診した。