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郵船ロジスティクス/ロシア・ナホトカ市に拠点

2012年10月02日/国際

郵船ロジスティクスは10月2日、ロシア郵船ロジスティクスがロシア・ナホトカ市にFar East Branch を設立し、9月17日より営業を開始したと発表した。

ロシア郵船ロジスティクスは、これまでモスクワやサンクトペテルブルク等、ヨーロッパ側都市を中心に展開していたが、ユーラシアとアジア太平洋を繋ぐ物流ニーズの高まりを受け、Far East Branchを設立したもの。

Far East Branch は、自動車関連品や消費財の海上フォワーディング、シベリア鉄道を利用したロシア内陸部・CIS 諸国への配送、また輸出入通関を組み合わせた、多彩な物流ソリューションを提供する。

その地理的優位性を生かし、アジア太平洋地域とロシア内陸へのゲートウェーと位置付け、各種輸送サービスの充実を図る。

ロシア沿海地方第2の都市であるナホトカに設立したFar East Branch は、ウラジオストク空港から車で約3時間の場所に位置する。

主要港であるボストチヌイ港は、コンテナターミナルからシベリア鉄道ナホトカ支線への引込線が敷設されており基幹インフラが充実していること、また同港を経由するアジア太平洋発着貨物の海の玄関口として、近年注目が集まっている。

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