日本郵船は9月20日、ロシアの完成車輸入販売最大手であるROLFグループ傘下の物流会社ROLF SCSに51%出資する合弁契約を締結したと発表した。
日本郵船は、同国の旺盛な輸送需要に対応するため、ロシア内陸物流に強みを持つROLFグループと共同で、海上輸送から内陸物流まで総合的な輸送サービスを提供する。
ロシアでは自動車産業が急成長を遂げており、複数の自動車メーカーがロシアへの新規進出や工場増設を計画。
ROLF SCSは、完成車の内陸輸送、モスクワ、サンクトペテルブルクにおける完成車内陸ターミナルオペレーション、サンクトペテルブルク港、ザルビノ港におけるターミナルオペレーション、PDI、通関手配等を展開している。
■ROLF SCS概要(元の名称を引続き使用)
出資比率:日本郵船51%、ROLFグループ49%
資本金:9.3億ロシアルーブル(約22億円)
本社所在地:ロシア・モスクワ
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