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日本コカ・コーラ/CO2削減にバイオディーゼル燃料取り組み参画

2012年07月04日/SCM・経営

日本コカ・コーラは7月2日、「コカ・コーラサスティナビリティレポート2002」を発表した。

物流部門では、輸送の効率化と車両燃費の向上などで、CO2排出量を2011年実績24万トン(2004年比23.8%減)、2015年目標でさらに5%(2004年比)削減するとしている。

物流・輸送部門では、「地域と連携した低炭素な街づくり」をテーマに、バイオディーゼル燃料の普及・促進を企業活動でサポートするとしている。

2008年から、北海道帯広市では「おびひろ・BDFプロジェクト」を立ち上げ、一般家庭から廃食用油を回収し、バイオディーゼル燃料としての再生利用を開始。

2011年には、市内の給油所でバイオディーゼル燃料を5%混合した軽油の一般販売が始まり、清掃車利用などの公用車の燃料として、使用が開始されている。

日本コカ・コーラも市の取り組みに賛同し、市と連携して取り組みに参画している。

これまでも物流におけるCO2排出量削減の取り組みとして、ハイブリッド車などのエコカー導入やエコドライブなどを推進してきたが、バイオディーゼル燃料そのものを普及させる有意義な取り組みとなっている。

工場出荷後の「安全」「安心」を守る取り組みとして、マネジメントシステム「KORE」の要求事項に沿った品質管理を徹底している。

店頭での製品の品出しのタイミングや、適切な加湿・冷蔵の温度検証、自動販売機の適正在庫管理、製品販売待機時に起こる微妙な変化など、ボトラー社と共同で研究を重ねている。

低公害車の導入は、2011年にコカ・コーラシステム全体で、ハイブリッドディーゼルトラック23台、商用車にハイブリッド車105台と電機自動車20台を新規導入した。

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