ブリヂストンは7月2日、ベトナムのハイフォン市ディンブー工業団地に乗用車用ラジアルタイヤ工場(以下:PSR)建設に着手した。
新工場は、欧米や日本への市販用タイヤの輸出基地として、主として汎用タイヤを供給する。
欧米や日本へ供給するPSRは、タイのノンケー工場、インドネシアのカラワン工場でそれぞれその生産能力を増強しているが、需要増へ対応するため、新工場の建設を決定したもの。
2014年3月に操業開始を予定しており、工事が完成する2016年上期には、日産約2万4700本の生産能力を見込んでいる。
■新工場の概要
工場建設予定地:ベトナム ハイフォン市 ディンブー工業団地
生産品目:乗用車用ラジアルタイヤ
敷地面積:約102万㎡
操業開始:2014年3月予定
従業員数:約1900人(2016年上期予定)
生産能力:約2万4700本/日(2016年上期予定)