ヤマト福祉財団は5月21日、新設した障がい者給料増額支援レベルアップ助成金を9件で総額4423万円を助成する。
全国に約6000か所ある福祉作業所では、平均月額給料が約1万3000円(厚労省発表、2010年度)しかなく、障がい者年金を加えても収入は月額7万円~9万円強の範囲に留まっている。
グループホームの家賃と食費さえ十分とは言えず、人生を楽しむ余裕は全くない。
ヤマト福祉財団では、すでに一人あたり工賃2万円以上を支払っている施設を対象に1件あたり最大500万円の助成金を新設し、公募の上、工賃向上のモデルとして支援していくことにしたもの。