日本通運は4月24日、2011年度の鉄道コンテナ取扱実績を発表した。
鉄道コンテナ取扱個数は191万9572個となり、前年比1.4%減となった。
これは、上半期が東日本大震災による東北本線の不通、震災によるサプライチェーンの寸断で国内生産活動が低迷したため。また、9月の大型台風による大規模な輸送障害により、大幅な減送となった。
下半期は1月末から2月にかけて、記録的な大雪で輸送障害が発生したが、エコカー補助金制度の復活などによる自動車産業の回復で、自動車部品輸送が好調となり、増送に寄与した。
2012年度の鉄道コンテナ取扱目標個数は202万個(5.2%増)としている。