商船三井は3月7日、マニラ(フィリピン)、ムンバイ(インド)、ドブロヴニク(クロアチア)、東京の各地で “MOL Safety Conference 2012”を開催したと発表した。
2月13日開催のマニラでは約210人、2月23日のムンバイでは約100人、2月28日のドブロヴニクでは約130人、3月7日の東京では約70人の船員が参加した。
今回の主要テーマである“人身事故撲滅”を中心としたプレゼンテーションや事故事例を題材としたグループディスカッションなどを通して活発な意見交換が行われた。
3月6日には執行役員根本正昭をはじめとする役員と従業員あわせ約60名が、船上の諸作業に潜む各種危険を疑似体験する『安全体感訓練』を受講し、人身事故撲滅への決意を新たにした。
この会議は、商船三井グループの安全運航対策の強化について、各国の同社船員への説明と意見交換を主な目的として、2007年から毎年、同社船員の主要供給国で開催しているもの。同社は、これらの活動を通じて、“世界最高水準の安全運航”への取組みを続けていくとしている。
ロジスティード/SSCV-Safetyが国交省の過労運転防止機器に認定