日産自動車は3月2日、ポスト新長期排出ガス規制(2010年排出ガス規制)に適合し、2015年度重量車燃費基準も達成したアトラスF24の2.0トン系ディーゼル車を発売開始した。
<アトラスF24 標準ボディ>
今回の一部改良では、ディーゼルエンジンの低圧縮比化、コモンレール式超高圧燃料噴射システムの改良、酸化触媒及びDPF (Diesel Particulate Filter) の容量拡大等で排出ガス浄化性能を大幅に向上させることにより2.0トン系ディーゼル車全車がポスト新長期排出ガス規制に適合した。
併せて同車は、エンジン燃焼効率の改善とトランスミッションのギヤ比の変更により燃費を向上させ、「2015年度重量車燃費基準」を達成した。
この結果、2.0トン系ディーゼル車は全車、「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合し、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。
全国希望小売価格(消費税込み)は、2WD、シングルキャブ、ホイールベース標準、フルスーパーロー、扁平W、エンジンはZD30DDTi、荷台材質(木)、6MTで380万6250円(掲載写真)。