日本通運は2月3日、中部空港物流センターと海外現地法人の米国日通の7拠点で、航空宇宙産業を対象とした品質マネジメントシステム「AS9120」の認証を取得したと発表した。
<ビューローベリタス認証マーク>
日本での航空宇宙産業の開発・生産に関わる重要な拠点の中部地区、また世界の航空宇宙産業集積地である米国で同認証を取得したことにより、航空宇宙産業に関わる多くの顧客へグローバルでの高品質な輸送・保管などのサービス提供が可能となる。
なお、AS9100シリーズは、品質の国際規格となるISO9001に、欧米の航空宇宙産業各社が設立した国際航空宇宙品質グループ(IAQC)独自の要求事項を補完した企画として、米国において制定されているもの。AS9120は同シリーズでの部品の保管、配送を行う組織へ適用され、物流事業者のほか、卸売業者・商社等を対象としている。
■認証取得概要
適用企画:AS9120
審査登録機関:ビューローベリタス
認証取得場所:日本通運中部空港物流センター(愛知県常滑市セントレア3-12-4)、米国日通/ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、アトランタ、ダラス、マイアミ、シアトル
認証取得日:2011年11月7日(中部空港)、2011年11月10日(米国7拠点)
登録番号:2673040(中部空港)、US004243-1(米国7拠点)
登録範囲:航空・宇宙・防衛製品の入出庫業務及び輸送業務