日本通運は12月27日、子会社の台湾日通国際物流が在台湾のフォワーダーとして初めてAEO(国際物流でセキュリティ確保と物流効率化を両立させる制度)の認可事業者資格を取得したと発表した。
今回のAEO認可取得により、世界有数のIT等の先端産業集積地として注目されている台湾においても、高度化・多様化する顧客のニーズに対して、より的確に対応していくことが可能になった。
なお、日通グループではAEO許可取得は、欧州地域13か国ですでに完了しているが、2010年には韓国の現地法人、NEXグローバルロジスティクス韓国が認可を得るなど、欧州以外の地域でも取り組みを進めてきた。
台湾日通は、台北、高尾、台中等、国内14か所に拠点を持ち、1988年の設立以来、陸海空の総合物流サービスを提供している。