阪急阪神エクスプレスは、成田カーゴターミナルに非常用自家発電設備を設置した。
導入した設備は、電力会社の供給電源停止時、自動切替により業務上基幹となるシステムへ10秒以内に、最大128時間電力を供給する能力がある。
自家発電設備の設置により、従業員の安全確保はもちろん、定温倉庫における品質維持や貴重品貨物のセキュリティー継続が可能となる。また、都心の事務所が営業不可能な状況に陥った場合は、当施設に本部機能をもたせる役割も担っている。
東日本大震災を機に、震災や想定外の停電、電力不足の懸念が深刻化したことから、同社でも事業継続計画(BCP)を見直し、お客さまの貨物の品質保持、従業員の安全確保を目的に導入した。