ヤマト運輸は11月14日、栃木県の事業所で、クロネコメール便960冊の未配達があったと公表した。
栃木主管支店管内の益子・烏山支店と宇都宮さくら支店で、社員が約960冊のクロネコメール便を滞留させ、そのうち約700冊のメール便を裁断や焼却処分していた事実が社内調査で判明したもの。
対象は2006年9月から2011年8月に法人客のメール便で、配達対象エリアは宇都宮市板戸町、上籠谷町、刈沼町、清原工業団地、桑島町、鐺山町、竹下町、道場宿町、野高谷町、氷室町、満美穴町、清原台、芳賀郡芳賀町の一部、益子町の一部、真岡市の一部だった。
滞留していた約260冊は、発送荷主様に対し報告・お詫びを行い、個別に対応を完了しているという。
裁断・焼却処分の約700冊は、発送荷主を特定することができないため、対象エリアへの発送した顧客に問い合わせするよう、呼びかけている。
なお、再発防止策として、あらためて社員教育を徹底し、二度とこうした事案を発生させぬよう全社一丸となって信頼回復に努めるとしている。
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