日本通運が10月31日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高8019億2300万円(前年同期比0.3%減)、営業利益139億2700万円(7.3%減)、経常利益190億8300万円(6.4%減)、当期利益99億8300万円(133.9%増)となった。
運送セグメントのうち、国内会社は、国内の輸送需要の減少により、複合事業セグメント、警備輸送セグメントで減収となったが、重量品建設、航空・旅行、海運の各セグメントでは増収となった。
海外会社は、欧州セグメントでは増収となったが、米州、東アジア、南アジア・オセアニアの各セグメントでは減収となった。
また、販売セグメントにおいては、石油販売単価の上昇等により増収となった。
なお、当期利益は、前年同四半期に資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額等の特別損失を計上していたため、大幅な増益となった。
通期は、売上高1兆6200億円(0.2%増)、営業利益350億円(10.7%増)、経常利益420億円(3.2%増)、当期利益210億円(145.9%増)を見込んでいる。