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日立化成/20億円投じ、中国に太陽電池用導電フィルム生産拠点

2011年10月19日/生産

日立化成工業は10月19日、中国での太陽電池用導電フィルム「CFシリーズ」の事業拡大を図るため、2013年4月から中国南通で生産を開始すると発表した。

合わせて異方導電フィルム「アニソルム」の生産の一部を移管し、今後中国での生産拠点化を進める。

南通では、日立化成工業(南通)化工が2013年1月から機能性樹脂・化学素材の製造と販売を開始するため準備を進めているが、今回、約20億円を投じ、同社内に新工場を建設する。

日立化成工業(南通)では、両製品の配合、塗工、後工程の主要設備を備えるとともに、生産ラインを一部共用化することにより、生産の効率向上も図る。

■日立化成工業(南通)化工の概要
社名:日立化成工業(南通)化工
所在地:中国江蘇省南通経済技術開発区
資本金:43億円
設立:2011年4月29日
出資者:日立化成グループ100%
従業員:約200名(本格稼動開始時)
事業内容:太陽電池用導電フィルム、機能性樹脂・化学素材(エポキシ樹脂硬化剤、アクリレート、塗料用樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、電気絶縁ワニスを予定)の製造および販売
本格稼動:太陽電池用導電フィルム 2013年4月(予定)、機能性樹脂・化学素材 2013年1月(予定)

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