三菱レイヨンは8月2日、炭素繊維生産設備が完成し、商業生産を開始したと発表した。
新工場では、従来にない新タイプの炭素繊維である高性能ラージトウ「P330シリーズ」を生産し、風力発電翼を始めとする産業用途顧客向けに供給を開始した。
今後は稼働率を高め、早期にフル生産への移行を目指す。
■新工場の概要
稼動開始:2011年6月
建設場所:大竹事業所(広島県大竹市)
生産能力:2700トン/年
生産品:産業用途を主体とした高性能ラージトウ「P330シリーズ」
投資額:約120億円
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