日本通運が7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高3983億7500万円(前年同期比0.0%減)、営業利益73億4700万円(28.1%増)、経常利益106億500万円(25.1%増)、当期利益55億7300万円(当期損失20億8900万円)となった。
同社グループの運送セグメントのうち、国内会社では、複合事業、警備輸送、重量品建設の各セグメントで減収となったが、航空・旅行セグメント、海運セグメントでは増収となった。
海外会社では、アジアを中心に輸送需要は堅調に推移し、米州、東アジア、南アジア・オセアニアの各セグメントで増収。
また、販売セグメントは、梱包事業等の取扱いは低調に推移したが、石油販売単価の上昇により増収となった。
通期は、売上高1兆6200億円(0.2%増)、営業利益350億円(10.7%増)、経常利益420億円(3.2%増)、当期利益210億円(145.9%増)を見込んでいる。
ANA/6月の貨物重量は国際線10.8%増、国内線10.9%増